なんとなく他の600にも乗ってみたいと思ったので試乗に行ってきた。
「試乗したいんですけど」
「車種は?」
「CBRの600」
「あー、600はないです、1000なら」
「じゃ、1000で」
…何がしたいんだかよくわかんなくなってきたが、まぁいい。
スーパースポーツの類に乗るのはたぶん大昔に半谷さんのR1に乗せてもらって以来だ。
あの頃はまだ大型二輪持ってなかったんだよな(遠い目
またがった感じは、やっぱりFZ系とは異次元の超前傾土下座スタイル。
うっわきっつ!無理!無理無理!という程でも無いが、まぁ長時間は辛いだろうなあ。
大昔「これはえらいもんに乗ってしもたあ」と思ったガンマの後よりは全然楽なので、
慣れればツーリングでも何とかなるのかも知れんけど。
しかし、いざ道に出ようとした瞬間に左ふともも裏がつりそうになって冷や汗が出た。
走り出したら何ともなくなったけど、何だったんだろ?緊張のしすぎか?
エンジンの感じは、意外というか当然というか、現行FZ1にけっこう近い感じ。
ぐわっと開けた感じはやっぱりCBRの方がパワフルな気はするが、
少なくとも公道で走る分には「だから何?」程度の違いか。
やっぱり、回転でパワーを搾り出すタイプ。
ただ、2回ほど発進でエンストした(恥
アイドリング以外ではまるで止まる気がしないFZS1000がおかしいんだろうか。
低回転でも安定するFIのおかげで根本的にアイドリングが低すぎるだけかもしれんが。
低速でそろ~っと走りたいときのドンつきも気になった。普通のペースだと気にならないけど。
低速でぎくしゃくしてると、元々下手なのが2割増しくらいで下手糞に見えるからちょっと困る。
改めて、FZS1000がいかに楽ちんで、おかげでどれだけ下手になったか痛感した。
400乗ってた頃なら絶対こんなエンストはしなかったのになあ。
あと、前傾のバイクはあんまり空が見えない。これはけっこう大きい気がする。