人気ブログランキング | 話題のタグを見る

神聖はるさめ王国

hrsm.exblog.jp
ブログトップ
2006年 04月 22日

デミカギア

デミカギア_e0034693_18245135.jpg


タムテックギア改。なんとかカタチにだけなった。あとはい○い製作所に発注したアッパーデッキ待ち。

発端は、タムテックギア発表時に、これマイティフロッグというよりもむしろアルティマに見えね?
と思ったのをずっと引きずってた事から。当初は京商ステッカーでべたべた貼るだけで
それっぽく見えるんじゃねえの?ぐらいに思ってたけど、慣れとは恐ろしいもので、
これはこれでマイティフロッグにも見えるようになってきたので、徹底してアルティマに
でっちあげてやろう!といろいろと妄想してネタを仕込んでみた。

工作上での最大のキモはバスタブをぶった切って電池を横置きにしたこと。
振り返ってみると20年以上前にホーネットでも同じ事をやった気がする。
一見同じようなカタチに見えるSUB-Cと2/3Aのセルも、実際は結構縦横比が違うようで、
俵型に組まれたタムテックギア標準電池とストレートパック型のサイズは全然別物で、
すでにインテレクト1400ストレートパックを買ってしまって引くに引けない状況だった。

ただ切っただけではTバーのようなぐにゃぐにゃシャーシになってしまうし、
横置き電池の固定もしなきゃならないので、アッパーデッキを増設する。
バスタブ後部上面にちょうどいいネジ穴があるので、前側のサーボ押さえ板を
ここまで引き伸ばして、ついでに電池固定用のでっぱり設けたカタチをへろへろの図面に起こして
岩さんに発注。自力では無理(弱

工作がけっこう大変な割に思ったほど見た目のインパクトもないので、まねする人
(いるのか?)はこの工程は端折っちゃってもいいかもしれない。
俵型パックも普通に売ってるのでこれを買えばOK。
でもインテレクトばっかでGPってぜんぜん売ってるのを見ないな。

外観上の最大のキモであるコクピット周りは、アルミパイプとアルミ板で適当に。
後はダンパーステーの一番内側のダンパー取り付け穴(標準で使ってる位置)と、
前はサーボ押さえ板の後側の固定穴を使って、そこを結ぶロールゲージを作る。
ホームセンターで買ってきた4ミリのアルミパイプを目測でてきとうにそれっぽく曲げて、
最後に現物合わせで微調整。端をペンチで潰して穴を開けてネジ止め。
パイプを潰さずに曲げるのは難しいと思うので、小道具を使用。飛行機やヘリを扱ってる店なら
燃料パイプ曲げ用の工具が売ってるので、これを使えばあほみたいに簡単。
屋根は0.5ミリのアルミ板を切って曲げただけ。たぶん強度的にはかなりアレだと思う。
ステンレス板&パイプでも使えば丈夫そうだけど加工も大変そう(弱
今回はネタだし、まぁこんなもんだろう、ということで。

ボディは、サイドに「ここで切れ!」と言わんばかりのモールドがあるので、そこで切断。
屋根がなくなって横もびろびろになってしまうので、ボディマウントを新設する必要がある。
バラクーダ用サーボマウントにタミヤの六角マウント(1/10マイティフロッグのボディマウントに
使われてるあれ)をねじ込んでアッパーデッキの上に立てる。サイドの膨らんだ部分に
穴を開けてピン止めできるようになる、予定。

個人的に最大のキモなのはホイール。HPI製のミニ用で、初代アルティマ純正にそっくり。
ラジ天でこれを見つけた瞬間においら内部で今回の作戦のゴーサインが出た。それくらい重要。
タイヤ径はタムテックギア標準と同じなのは知ってたし、フロントもリムを落とせば行けるだろう、
と思った(実際問題なく行けた)けど、問題は六角ハブの大きさ。測ってみると2ミリ違う。
いろいろ思案した末、結局1ミリのアクリル板(アッパーデッキの試作用に買った)を切って
ホイール側の六角穴の3辺(6辺が理想だけどまぁ必要ないだろうと判断)貼り付けた。
六角穴が深すぎてベアリングに干渉するので、切り取って対処。どうやって切るか悩んだけど、
適当にやってみたらニッパーとカッターだけで結構簡単に行けた。
六角穴さえしっかり合えば、真ん中の固定穴の径がずいぶん違う(2.6ミリと4ミリ)のも
問題ないはず。ただ押さえだけはしっかりしたいのでテーパーワッシャーを噛ませた。
純正オプションでもいいけど、ピンクしかないし高いのでミニジーラ用のガンメタのを使った。

お手軽な割にめちゃめちゃかっこいいし思った以上に雰囲気出るのでお勧めなのがダンパー。
最初はノーマルの細くて赤いダンパーを表現できないかと模索してたけど、無理っぽいので
プレッシャーダンパーを表現する方向に切り替えた。これなら簡単。スーパーローフリだ。
ダンパー長が通常のツーリングカー用よりちょこっと長い(前5ミリ/後10ミリぐらい)ので、
ちょっとでも伸ばそうとミニインファーノ用33ミリ長のシャフトを使用。ストローク伸びすぎて
ピストンがダイヤフラムに激突するので、外側に黒Oリングを2枚入れて規制。
ダンパーエンドは長いほうを使ったら長すぎたので結局通常の短いほうで。
当事モノを再現するため、キンキラキンのチタンコートシャフトの採用は見送ったが、
内部には京商の最新テクノロジー・Xリングが投入されている。
スーパーローフリ付属のテフロンピストンは2穴だったので、手持ちの3穴で組んだ。
オイルはとりあえずアソシの#25。やわらかめを狙ってみた。
プレッシャーダンパーを再現するのに赤や青のばねが付いてるのはいただけないので、
金銀銅黒みたいな線で適当に探すと、PRO4用の金ばねが目に付いたので買ってみた。
付けてみると想像以上にそれっぽくてルックス的には大満足だったけど、固すぎる。
ラインナップ上では中間ぐらいの固さらしいが、最近のツーリングカーってこうなのか?
泣く泣く断念してとにかくやわらかい方向で再度探してみる。ヨコモのドリフト用
チタンばねが渋そうでやわらかそうだけど2本で700円もして躊躇。
ふと横をみるとヨコモのドリフト用ノーマルばねが4本で半額だったのでこれを掴む。
これは大満足。押した感じすごくいい感じの足になった。黒いしお勧め。

ダンパー固定用のピロボールは、ノーマルの2.6ミリの穴に普通の3ミリのを突っ込んでも
ぜんぜん普通に行けた。ただ、タミヤのだとダンパーが干渉するので、もう少し首の長いのを
使う等して調整する必要がある。が、ほぼポン付けに近いと思う。お手軽。

こんな感じで。あとはパワーユニットの載せ替え(ブラシレス)とネタステッカー作り。
ブラシレス関連はミニインファーノ用に買って手付かずなのが転がってるし、
ネタステッカーは元々得意分野なのでまぁ問題は無いだろう、たぶん。

5/5のあひる春の陣ファイナルにて実戦投入予定。

by harusame_kingdom | 2006-04-22 19:43 | らぢこん | Comments(2)
Commented by yasi at 2006-04-23 23:40 x
ウホッ!思わずコメントを付けたくなるほどカッチョエェ!
白ってイイっすね。
Commented by harusame_kingdom at 2006-04-24 01:25
まぁ、塗装完成済みのノーマルボディをぶった切って
ステッカー剥がしただけなんですが(弱

わからない人向けに説明すると、ガンガルを改造してガンダムにするような、
そんな感じのネタです。


<< これが勝利の鍵だ!      FSS12巻 >>