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神聖はるさめ王国

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2018年 04月 23日

CB1000R

日曜はどっか遠くへ行こう!と思ってたけど起きたら昼過ぎだった。
だいぶ遅めの昼飯を食べながらどうしたもんか考えた結果、CB1000Rを見に行くことにした。

CB1000R_e0034693_22010613.jpg
RSじゃない方のZ900とかFAZERじゃない方のFZ1みたいな、
いかにも今時のネイキッドというかストリートファイター(笑)だった先代とはまるで違うカタチ。
なんとなくホーネット900みたいな印象だったけどこれまただいぶ違う。
強いて言うならXSR900?でもあんなにオシャレトロな感じも無い。
でも無愛想なホンダデザインの書式でXSRを作ろうとしたらこうなる、のかもしれない。

懐かしいような新しいようなカタチは、直接似てるバイクはたぶん無い。
そんなに小さなバイクじゃないのに、またがろうとすると妙に小さく感じるのはMT09に近いかも。
カタログのシート高は830ミリだけど思ったほど足付きは悪くない。良くもないけど。
同じ830ミリのXSR900はこんなバイクのくせにガチスーパースポーツみたいな足付きだけど、
CB1000Rはんーちょっと足付き悪いかな?って感じる程度。820ミリのFZS1000と大差ない感じ。
3気筒のXSRより細いんだろうか?バックボーンフレームの効能なんだろうか?

ポジションも自然で普通。オシャレトロ系ではシンプルなのが良しとされるメーターも
ハイテク感ばりばりの高機能で好印象。トラコンもETCもグリップヒーターもオートシフターも
標準で付いてる。至れり尽くせりのハイテクバイク。

走り出すと…順当にパワフル。さすが4気筒1000cc!でもそれ以上の「なんじゃこりゃ!」みたいなのは無い。
ド新車なせいかエンジンのメカノイズはかなり大きめで、納車直後のFAZER8を思い出した。
あそこまで酷くはないけど1枚カバー付けたらこんな感じかな?くらいの印象。
排気音もけっこう元気。最近は排ガスにはうるさいけど音にはあんまりうるさくないんだろうか?
モード切替はけっこう明確に体感できる。レイン=600、ノーマル=800、スポーツ=1000、
って言われたらそうかも知れん、って思うような感じ。
だいぶ昔に試乗したCBR1000RRのようなドン付きも感じなかった。とても乗りやすい。

下道を走る分にはただただ快適で気持ちいい。左手側にいろいろスイッチが増えたせいか、
ウインカー出そうとしてホーン鳴らしてしまったのはちょっと恥ずかしかったけど。

とてもいいバイクだと思う。が、160万は高いよなあ。
個人的にはMT10と比べるとこっちの方が好きだけど、これがMT10と同じくらいの値段です、
って言われると「ぇー」って思ってしまう。
ほぼ現行R1(200万)まんまみたいなバイクと、旧RR(120万)のエンジン積んだネイキッド、と思うと。
エンジン以外ほぼまるまる新設計でデザインも質感も凝ってますよ!にしても、XSR900が100万ちょいなら
CB1000Rはせいぜい110万とか120万くらいが妥当なんじゃないかなあ、って気がする。

って考えてると、やっぱりホーネット900っていいバイクだったんだなーとしみじみ思ったり。
でもホンダのこの手のアップライトなバイクにカウル付けた奴ってことごとく好みじゃないんだよなあ。
いいなって思ったのたぶんゼルビスくらいだ。

試乗するだけならこういうバイクも楽しいけど、自分で買って乗ろうと思うと
やっぱりカウルはどうしても譲れない。カウル付いて楽ちんでかっこいい奴。



by harusame_kingdom | 2018-04-23 23:32 | バイク | Comments(0)


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