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神聖はるさめ王国

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2014年 08月 17日

あひる夏の陣2014

去年は直前で仕事が大爆発した上にコミケとの日程がかっつかつできついを通り越して無理ゲーだったけど、
今年は仕事も小爆発で済んでコミケ日程も超余裕だったから楽勝でしょHAHAHA、って思ってたのに、
盆休み入って土、日、月とまったくペースが上がらず、火曜の前日設営前にようやく
ダクテッドファンの配線が終るとかそんなレベル。残った作業にそんな大きいのは無いから
まぁ頑張ればなんとかなるだろ、と思ってたけど作業項目の数がしゃれにならないレベルで、
結局設営から帰ってきて家を出るまで仮眠を取る暇すら無かった。どうしてこうなった!

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というわけで、今回も事前テストどころか動作確認すらできてないぶっつけ本番。
そして、ネタ枠で用意した2台はことごとく不発、という最低の結果に終った。

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ネタ車1号・リアルパワードリフト。
水色のデューンバギーの第3者視点にカメラを付けて、筐体っぽくしたプロポに
スマホを乗っけてリアルタイム映像を流しつつBGMも流そう、という試み。

結論として、もっと可動アームを大胆に長くしないとパワードリフトな視点にはならないっぽい。
あと、wifiが不安定なのかiReceiverがだめなのかアプリがうんこなのか不明だけど、
接続がとにかく不安定で、スイッチ入れて起動するといちおう映像は出るんだけど、
地面に置くか置かないかくらいでもう接続が切れてしまう。使い物にならない。

どうもシャープのスマホだと不具合があるっぽい、ってレビューは見たんだけど、
うちも見事にまったく同じ症状で、メニューに入るとそこからどのボタンを押しても異常終了する。
そしてこの最新版が3月のタイムスタンプなので、半年近く放置されてる事になる。
もう直す気無いんだろうなあ。可能性はすごいと思うんだけどなあ。もったいない。

まぁ、仮に問題なく映像が表示できてたとしても、ネタとしてはわかりにくすぎたかもしれない。

本体のデューンバギーは設営から帰ってきてから箱開けて組み始めたという酷い突貫。
当初はモヒカンくらい乗っけてやろうかと思ったけどそれもやめて、ノーマルの人形も
真っ白なの乗せるくらいならもう無しでいいか、とか、フォグランプつけようと思ったら
いきなりねじがばかになってて締まらないとか、素組みなからとか突貫だからって次元じゃなく
とにかく酷い。車体もモーターを380から540Jに乗せ換えただけでベアリングすら入ってない。

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ネタ車2号・長い奴2期。
去年は残念ながら失敗に終ったけど案外もう一息くらいだったんじゃないのか?という
甘い期待の元、GNドライヴ(ダクテッドファン)をもう1機追加。
他にもまぁ思いつくことは可能な限りやってみよう、ということで、ホイールベースを
若干短縮(サスアーム位置で前後それぞれ1センチくらい)して、電池もモーターの上に。
曲がらなさ過ぎる対策には4WSまで仕込む余裕は無かったので、とりあえずリヤを
トーアウトに組んでみた。普通の車ならこれで劇的に曲がる(っていうか不安定になる)けど、
この1メートルの世界でどうなるかは未知数。

結局、ブラシレスモーターを3基も積んでおいてひとつも回らない、という残念な結果に。
ダクテッドファン2基はアンプのセットアップが動いてないっぽい。元々空用なので、
スロットルを100%前進にしなきゃならなかったり、色々面倒だったのは間違いないんだけど、
去年動いてた1基の状態から二股かませて分岐しただけだからプロポ側の設定は
大丈夫かと思ったんだけど、だめだった。去年は独立した3チャンネルとして手動操作してたのを
今回はスロットルにミキシングさせたのがまずかったのかもしれないけど、戻しても同じ。
二股だと何か不具合があったんだろうか?とにかく怪しいとこ多すぎて絞りきれない。

後輪駆動用のブラシレスモーターは「みーーーー」という音だけするけどびくとも動かない。
よく見るとセンサーケーブルがコネクタのとこで断線してるっぽいからたぶんそのせいだ。
電池位置を変更するためにごちゃごちゃやってたときに無理に引っ張ったのかもしれない。

というわけで、去年は失敗、今年は不戦敗に終った。たぶん動きさえすれば
何らかの手応えはありそうだと思うんだけどなあ。来年こそは(まだやるのか

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今回結果的にメインになったネタじゃない枠・スコーピオン2014。

ボディは「メカボックスの黄色をなんとかうまいこと活かせないものか」と散々悩んだ結果、
「いつものカラーリング(白青黄)を白青だけで作る」といういつも以上の手抜きに落ち着いた。酷い。
サイドの斜めの白いストライプなんてダイソービニールテープだ。カッティングシートですらない。酷い。
前後タミヤのダンパー&ばねはセッティングもへったくれもない、それっぽいのをただ付けただけだけど、
結果的にものすごくまっとうだった。やわらかいリヤに対してかっちかちのフロント、という
ノーマルタイヤとのマッチングはそれなりに妥当だったみたいで、全体的に反応は穏やかで、
アンダーは強いもののとにかく巻かないので、ブレーキできゅっと曲がれる。

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0.3ミリのアルミ板を買ってきて、デザインナイフとニッパーとペンチでてきとうに作った
ダートバーナーズ・ジュラウイングのような何かと、ラベルだけルマンっぽい540J。

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サンドマスターは去年のまんま。去年なんか駆動系から異音がしてたような気がしたから
ピニオンだけ鉄のに換えただけ。あとは外装以外フルノーマルのまんま。
外装は気に入ってるけどさすがにそろそろ何か変えたい。

はじめてここを走ったときはあまりの我慢大会っぷりにどうなることかと思ったけど、
結局何も触ってないのに2年目以降はぜんぜんふつうにストレスなく走れてる。
慣れるとか腕が上がるとかはあり得ないし、なんか路面が変わったんだろうか?

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今回は参加人数が90人くらいということなので、参加車輌はさらに倍以上?
参加しない車輌も混ざる記念撮影はさらにもっと多いだろうから…何台だろう?

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けっこうみんなもう飽きてるんじゃないかと思ってたサンドマスターも意外と好評。
手をかけなくてもてきとうに走れるから片手間に丁度いいのかもしれない。
タムギアは電池とか専用に用意しなきゃならないのが地味に面倒だったし。

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スコーピオンもそれなりの数が。当時モノも少数ながら居る。

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トラクターは安定して変態濃度が高い。すごいあひる向きだと思う。もう定番でいいのでは?

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長い奴対決。うちの緑のは不戦敗だけどこの超長いクローラーがまたすごかった。
クローラーだからリンク伸ばせば伸ばし放題とはいえ、このレベルになるとそんな簡単な話じゃない。
恐ろしい事にドライブシャフトまで長いので作り直してあってちゃんと4駆になってる。
クローラーなら前後独立の2モーターだって一般的なのに、そこに逃げないのが男らしすぎる。

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F201ベースでバギーを作る、という事自体がもう完全にネタで、実際過去にも
何台かあひるを賑わせてきたけど、それもぶらっきーさんが作るとこうなる。
もう全身がつっこみどころの完全武装で、F201云々とかがずいぶん小さなことに思えてしまう。
ペダルはわざわざセンターシャフトから取り出された動力が直結していて、スロットルに連動して
凄まじい勢いでミクさんが足で漕ぐ。そこにあるのはかわいさとかほのぼのではなく、まさに狂気。

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直前のテスト走行での破損から奇跡の復活を遂げた、びーとるさんの4駆じゃない風4駆ホーネット。
さすがに1日は持たないのでは、って話だったけど結局最後まで持った上に、
他の子も含めてとてもよく走ってた。これが日ごろの行いなのか。

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これがホンモノのダートバーナーズ・ジュラウイングだ!当時の子供はみんな憧れた。

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ファンシーな外観に似合わず、あのダクテッドファン付きTXT2相手に互角以上の戦い
(競争的な意味じゃなく格闘的な意味で)を繰り広げていたネコバス。

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中身は最新の2014版だけど、ボディは当時モノのビートル!
子供だった当時はかっこいいのに安いスコーピオンよりこっちを選ぶ人の気が知れなかったけど、
おっさんになるとこのかわいらしさと凄みを併せ持った独特の味が解るようになってきた。
でもやっぱりまだスコーピオンの方が好きだなあ。

ちなみにボディがメカボックスの蓋を兼ねるスコーピオンとは違って、ビートルには
独立した蓋があったんだけど、これはポリカ板を切って蓋を自作している。
それも、ありあわせでてきとうに蓋をした、って感じじゃなく、結構しっかりしててびっくり。
これ作る手間でスコーピオンのボディをふつうに塗れたんじゃ(ぼそ

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今回個人的にいちばん感激したのがこのギャラクシーフォース。
うちのやっつけアウトランと違って、ロゴマークやスマホの映像が無くても
カタチだけで一目でギャラクシーフォースだと解る。ものすごい完成度。
このくるくる回るデラックス筐体はでかすぎてあんまり出回ってなかったけど、
あのマイケルジャクソンの自宅にもあったという、ある意味世界的に有名なモノだ。

走る筐体ネタをやらかした本人としてはただただひたすら嬉しいんだけど、
この題材をここまで完璧にやられちゃうと、この上はもうR360くらいしか無いんじゃないのか。
ハードルが上がりすぎてもはや手に負えない(汗

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レイジェントとブースト。それぞれオプティマとオプティマミッドのAYK版みたいな存在。
ブーストは結局AYKの遺作になったんだっけか?

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同じくAYKのバッファロー。当時のラジコンでバッファローと聞くとワイルドウイリスを
思い出す人も居るかも知れないけど関係ない。もちろんメルコとも関係ない。
ものすごく綺麗に仕上がってるけど、元は1000円のジャンクだったそうで、
いろんなところを直したり新規で作ったりしてあるらしい。

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ずいぶん久々に見た気がするヒロボー・インベーダー。
ちゃんと作ってあるせいなんだろうけど、随分かっこよく見える。
当時はもうちょっと微妙だった印象なんだけどなあ。

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もうすぐ再販されるファイティングバギー。その後一時的に流行った「簡略化するためのモノショック」
ではなく、部品点数も重量もがつんと増える無駄モノショックが実に馬鹿っぽくもかっこいい。

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いつか見たデルタウイング…ではなく、白いからZEOD RCなのかな?
フロントサスはタムギアではなく1/12用っぽい。これも見た目めちゃくちゃなのに
走ってると意外と普通だった。案外この路線は面白いのかもしれない。今度やってみよう。

by harusame_kingdom | 2014-08-17 16:26 | らぢこん | Comments(5)
Commented by びーとる at 2014-08-17 19:40 x
今回ネタ車は残念でしたね~
特にデューンバギーがどんな感じなのか見てみたかったです。
来年はぜひ快走をお願いします♪

その分という訳じゃないですが、スコーピオンはよかったです。
ダンパーのアップデートもそうですが、やっぱりあのジュラ…じゃない、アルミウイングですよ。
あの雰囲気がすごいよかったです。ステッカー含めて♪
手抜き的に書いてありましたけど、ボディのカラーリングもよかったですよ。

ぶらっきーさんのミクさんは何がすごいって、限定できませんね(笑)
とにかく言えるのは、ミクさんにずっとこだわって色々考えているのがすごいし、尊敬します!

あの蜂さん、なんか走っちゃいましたね(笑)
本人の本音は「あれだけ持ち主を困らせて、当日はネタにならんのか」という感じですよ。
アンタにタイムなぞ望んでないぞ!f(^_^;

あとみっどさんのビートルもよかったですね。
当時ものの色焼けした感がステキ♪

バッファローはスパーの全ねじをどうにかしたのかな…f(^_^;

色々書いてしまいましたが、レポ続編を期待しております!
Commented by れざ at 2014-08-17 20:37 x
長い奴はまぁ置いてあるだけである程度ネタになるからまだいいけど、
デューンバギーは走ってないと何なのかさっぱりわかんない上、
もし走ったとしてもやっぱりわかりにくかった気がします(汗

ジュラウイングみたいな何かは、いつかのミニッツジャベリンでやったのと
同じ事なので、ネタとしてもあんまり新鮮味は無いんですが、
それでもそれなりに見えたのはやっぱりステッカーの力ですねえ。

自分の工作は「どこまで手を抜けるか、どこまで逃げれるか」の一点を
熟考に熟考を重ねて、実作業でさらに手を抜く、というスタイルなので、
びーとるさんの丁寧さやぶらっきーさんの実行力にはただただ感服です。

そして、今回はわりと元気で余裕もあったのに、いざ終って
撮った写真を確認したら「え?これだけ?」ってびっくりするくらい
撮ってませんでした。超貴重な広坂スペシャルすら撮ってない有様。
元気なつもりでも、やっぱり寝てないから頭が死んでたのかもしれません。
レース結果も結局よく解らないし、レポートはここまでです(汗
Commented by ぶらっきー at 2014-08-19 00:52 x
惜しかったです。パワードリフト、そういうネタだったんですね。
プロポ上の画面に実写版パワードリフトの画面を再現という事は私では思いつかないっす。
私だったら発想が貧弱なんで多分単純にゲームに出てくるキャラやクルマに可能な限り
似せてと考えてしまうけど、さすがは視点(文字通り)が違う!
ダグデッドファンもきっと単純な配線トラブルとかでしょうから、来年に期待!

ギャラクシーフォース、本人は「小物(コインシューターとかパネルとか)を作る時間が無くって」
と嘆いてたんで来年に期待です。サスのストロークを大きくかつバネを柔らかくして
大袈裟なピッチングやロールを大型筐体の動きに見立てるという発想は脱帽物です。
ステアに合わせて台座が回転する構想もあって作りかけだったそうな。

まぁれざさんのアウトランが私の中では今まで見たネタ車(自分のも含め)の中で最高点なんですけどね。
①凝って無いボディなのにちゃんとアウトランに見えて
②画面にはアウトランの動画映ってて
③モヒカンがイミフな良い味だしてて
④ネタ車あるまじき速さで走って
⑤「ギアガチャ禁止アンテナ」とかツボはしっかり押さえて
文句のつけようもありません。
Commented by ぶらっきー at 2014-08-19 00:56 x
ウチのは・・・他車に乗り上げられる事までは想定外でした。うーん、甘かった。
ハンドルの根本の強度がねぇ。まぁ一昨年にF201バギーが出てたのは知っていましたが
同じの作ったって「あー、アレと同じね」で終わっちゃうし、ぶっちゃけ「トレッド広げて
バギータイヤ履かせました」だけじゃネタ車としては弱くてつまらないですし
去年あひるの場で買ったフルOPTのF201の最大の特徴「シャーシが細い」を活かすには
どうすればと考えたら「ネギだ!」となって、結局あーなった。我ながらアタマおかしい
とは少し自覚してますwww。

・・・で、今は来年のネタを考え中! 今年よりもう少しシンプルなのを。
モヤモヤ~っとですが何とな~く浮かんできてる感じです。
完成には相当遠いですけど、1年あるから何とかなるんじゃ?
Commented by れざ at 2014-08-20 00:54 x
どうやってパワードリフトを表現するか?じゃなくて、
いきなり使い道が無くなりかけたカメラ付きwifi受信機を
どうにかネタに使えないものか?から始まったので、
発想は意外と単純というかむしろ安直だったりします。
ここまで使えないのはちょっと予想外でしたが。どうしようこれ(困

ギャラクシーフォースもよく走ってましたねー。
中身はほぼ現行ハイエンドだったうちのアウトランと違って、
完全に旧車の部類になるサンダーショット系であれだけ走るとは。

今回のミクさんは充分に実用強度だったんじゃないかと思います。
あれを食らって絶対壊れない車はたぶん無いです(汗


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