チームあざらしが電動バギー周辺パーツメーカーになってからは初のオリジナルマシン。
Grayseal Concept
以前作ってたダイダロスも、当時は非常に斬新なデザインで印象的だったが、
あのカタチが普通になっちゃった今ではさすがにそれほどのインパクトは無い。
しかし、まったく新しいこの車のインパクトは当時のダイダロス以上かもしれない。
シャフトとモーターの上下が逆になった事以外は、実は大昔のSGコヨーテにも似た
レイアウトなんだけど、奇抜さを抜きにしても凝りに凝ったデザインがかっこよすぎる。
サイドステフナー状のバッテリー押さえ(?)とか、カーボンシャーシ&アンダーカウル、
と見せかけて実はアルミシャーシ&カーボンラダーフレーム(?)だったりとか、
レイアウト検討用実験車とは思えない凝りよう。検討中なのは嘘じゃないんだろうけど、
すでにそれなりの手ごたえを得るレベルまでは来てるんじゃないだろうか?
試験的にX-6用のボディが載っているが、2駆のボディがぜんぜん無理なく載るのも
尋常じゃない。ボディかぶっててもかっこいい!脱ぐともっとすげぇ!
しかし、かっこいいんだけど…これはメカ積み大変そうだ。モーター交換どころか
バックラッシュ調整も見るからに大変そうだし、熱も篭りやすそう。
逆に、そのへんに「なるほど!こんな解決手段があるのか!」と驚かせてくれるような
対策が施されてたりしたら、前後不覚になって買ってしまいそうだ。
でも「結局、かっこいいけど大変な車」だったとしても、それはそれで魅力的。
すぐには無理だろうけど、なんとか発売まで漕ぎ着けて欲しいなあ。