突撃するにしても見送るにしても、一度乗ってみないと納得できんよな、ということで。
まったく、堅気の人達が働いてるときに仕事もせんで…とか考えてたら何もできないYO!(逆ギレ
プレストで検索しても試乗車が置いてあるのは2件しかなく、大阪か神奈川。
まぁ大阪くらいならなんとかなるべ。さすがに無駄足はきっついので電話で確認して出発。
ゴーゴーウエスト、ニンニキニキニキニンニンニン
自分でハンドル握って大阪に行くのはこの歳になって生まれて初めてだったが、
ナビ様のおかげで2時間半くらいで到着。途中空模様も怪しく、ぱらぱら降ってきたけど
なんとかセーフ。降り出さないうちにとっとと乗っちまうことにする。
エンジン掛かってるところを見るのも初めてだが、音はかなり静か。
またがった感じは、ハンドル位置も足つきもまったく違和感がない。
数値はけっこう違ったような気がするけど、感覚的にはほぼFZS1000まんま。
車体が若干軽く感じるのと、シフト周りが若干窮屈な気がする。
うちのFZS1000は標準より若干アイドリングを上げてあって1500回転くらい(標準は1200くらい?)で、
FZ6S2はさらに低い1000回転。それでもばらついたり不安定な感じが微塵も無いのは
FIの威力なのか。もっとびんびん軽く回るエンジンかと思ってたけど、意外とどっしりした印象。
走り出すと…いきなりエンストした(恥
どっしりとした印象に騙された(言い訳)が、トルクはさすがに1000と比べるとそれなり。
ディーゼル車並みにてきとうにスタートできるFZS1000の感覚だとそりゃ止まるわな。
1速で軽く引っ張って、2速に入れてメーター(見やすい)を見ると50キロに届いたか届かないかくらい。
FZS1000だと軽く60キロを超えるのに。同じ感覚で乗るとえっらく遅い。
いや、おっそいのは乗る前から猿でもわかり切ってた事で、特筆すべきは「同じ感覚で乗れる」事。
エンジンの吹け方から、トルク感から、実際のスピードまで、同じ感覚で操作すると、
FZS1000を概ね2/3くらいのスケールで再現するような感じだ。これは面白い。
現状だとゼロスタート~60キロまでと高速くらいでしかアクセルを開けるところがないので、
アクセルとは開けないものだ、と右手に刷り込まれてしまってるので、これを書き直せば、
今の感覚のまま合法的に5割増でアクセルが開けれる事になる。これはすばらしい。
FZ1だと、もっと軽々と回ってパワーが出る感じで、まったく別物の性格。
600はこれのスケールダウンか、と思ってたので、まったくの予想外だった。
やっぱり、今乗り換えるならこれしかないなあ。
ただ、「いい!これいい!買う!買う!」って前後不覚になるほどの魅力は感じない。
もうちょっと冷静に検討してみよう。