2008年 08月 12日
恒例のお祭りレース・あひる夏の陣。 今回は岐阜のウッディードーム。昔に全日本とかやってた事もある、 ある意味電動バギーの聖地と言えないこともないこともないこともない場所だ。 中はけっこう広くて、コースやピットエリアも込みで半分ちょいくらいしか使わなかったほど。 山の中なせいもあるかもしれないが、かなり快適。ほどほどに明るいので視認性も良好。 設営風景。実に素晴らしい環境なんだけど17時までしか使えないのが難点。 今回はけっこう展開がぐだぐだだったのもあってかなり終盤慌しかった。 これでせめて19時くらいまで使えたら最高なのになあ。照明設備もあるみたいだし。 今回はかっこいい戦車が持ち込まれて昼休みに模擬戦とかやってた。 これがまた本当に鼻血が出るほどかっこいいんだけど、どれも仕上げが死ぬほど凝ってるので、 買って組んでぽん、ではこうはいかないよな、とか思うとやっぱりハードルは高いよなあ。 MSカラーとか痛戦車とか作ってきたら銃殺刑にされそうだしなあ。 集合写真。出走車じゃないのも大量に混じってるのもいつも通りだが、それにしても相当な数だ。 今回は盆休みの日程が微妙で参加できなかった人も結構多いはずだけど、 実際にはそれほど人の少なさは感じられなかった。 タムギアコーナー。今回はうちの子以外にもおかしなのが結構居て楽しかった。 今回めずらしく遅刻してきた岩さんの、先日の全日本でも走った超絶ネタ車・XXX-CRミッド。 「吠えろCRミッド!」とか叫ぶとメカドック風でいい感じだ。 4ギアのミッションはX-6からの移植なんて生易しいモノではなく、ポリカ材積層からの切り出し! 5セル専用設計なので本家X-6よりもむしろすっきりと見える。凄い完成度。 しかしGTチューンで走る今回のレースで5セルはちょっと辛いだろう、ということで アンプの横に無理矢理1セル載せてあるのが、往年の後付け8.4Vみたいだ。 4駆が絶対有利と思われた今回の路面でも素晴らしい走りをで、 ハイグリップ路面専用のスペシャルではないことを証明して見せた。 ニチモ・スピリットFF。京商マグザムと並ぶ貴重な市販FFバギー。 ホットショットとギャロップを混ぜたような強いパチモノ臭の漂う外観とは裏腹に、 内部構造はかなり独創的。インターナルギヤ(内歯車)なんてこの車くらいしか使ってないんじゃないだろうか? 現役当時は実際走ってるのをほとんど見たことがなかったけど、前回のホットチョット (ペガサスエクシードプロ443)同様、意外なくらいまともに走っていた。侮れない。 AtomicCarbonS2。B4ベースのミッドシップ2駆、という意味ではX-6と同じだが、 やけくそにスリムなカーボンバスタブ(!)が特徴。初めて見た。 KAGEさんのグラホ改。こうやって見るといかにもノーマル然としているが、 まずボディがポリカ製(パーマ?)で、フロントダンパーもYou-Gプロダクト製ながら、 マイティフロッグ用だったり、細かいところまで変化球。 まずフロントサス。フレームを大手術することなく、純正オプションのようにすんなりと DT02の足がまるごと納まっている。この発想は無かった。 一見何をやってるのか理解できなかったリヤサス。前後をひっくり返してモーターを オーバーハングに移動して、4リンクでフレキシブルに固定されたリヤユニットを スタビ&1本サス(!)で制御するスタイル。マルチリンクまでは良く見かける手法だけど、 ダンパー1本は初めて見た。思想はやっぱり1/12のマルチリンクサスなんだろうか? そして、同じくKAGEさんのタムギア・アタックバギー! いや、これは本当に思いつかなかった。ホンモノのフロントサスはダブルじゃない トレーリングアームなんだけど、そんなのまったく気にならない凄まじいしっくり感。 直線基調とはいえ、ポリカの張り合わせでここまで綺麗に再現されたボディは 見事としか言いようが無い。助手席に固定された機関銃まで再現されてまさに完璧。 このドライバー人形がちゃんと軍人さんだったら「これがタミヤの今度の新作だ」って 言われても普通に騙されてしまうレベルだ。いやはや、すばらしい。 実は個人的にこのネタはすっげぇ昔(オプティマミッドぐらいの頃)から考えてて いまだに実行したことが無い。おいらがやるとどうしてもやっつけの手抜きになるけど、 ここまでしっかりやってあると本当にため息が出る。ドゥルガのフォルムがまた合うなあ。 もうバルキリーにしか見えない。 とこや3のタムギア・オプティマ。ボディはバギーチャンプをベースに、カラーリングだけでなく サイドポンツーンをポリカの貼り合わせで拡張してあって雰囲気抜群。 同じカラーリングのDT02と夢の競演。どっちもどう見ても往年の京商車だけど、 パーツは全てタミヤ製。すばらしい。 ラジマガの連載でもおなじみの新ロクりんも初登場。あひる名物だった旧ロクりんは M03/M04ベースだったけど、これはタムギアベースの3モーター6WD。 迫力はあるもののかなりサイズダウンしてるので、ボディが随分大きく見える。 その破壊的なパワーはまさにロクりんを継ぐ者にふさわしいものだったけど、 初陣ではさすがにマイナートラブルが多発して基本セットも出ていない状態では 旧型のような快走は見られなかった。今後に期待。 とこや3のエアリーダー・GNフロッグ。タムギアの前半分だけのバスタブ(新ロクりんの余り?)を 2個連結してカーボンデッキを組み合わせたフレームに、FFフロッグ同様のリヤサスと ブラシレスダクテッドファンユニット(通称GNドライブ)を搭載したモンスターマシン。 恐らく今回参加したエアリーダーの中では最もバランスの取れた走りを見せていた。 ワタナベさんのエアリーダー。今回唯一のGNドライブを2機搭載したマシン。まさにダブルオー。 ツインGNドライブなだけではなく、ハイブリッドシステム(要は元々の4本のタイヤもちゃんと駆動する)で、 瞬発力では間違いなく今回の参加車で最強だった。あまりの動力性能に、どこへ飛んでいくか わからない状態で、成績の方は振るわなかったが、異端でありながらある意味最も エアリーダーらしいエアリーダーだったのかもしれない。 TKSさんのエアリーダー。フレーム関係は完全な自作だが、Mシャーシサイズでスイフトの ボディをかぶっていた。純粋な0WDエアドライブにも関わらず、機械式ブレーキを備えているのが 特徴だが、あまりにも砂埃の激しい今回のコースではブレーキが砂でロックして走行不能になる トラブルに悩まされていた。 今回のうちの子たち。無制限クラスにZX5(FSどころかSPコンバージョンも組んでない)。 モーターは先日のヴィッツカップで支給された超マッチド540Jで、充分なパワーを発揮。 タムギアにはもちろんギャロップで。奥の2台もいざとなれば予備として投入するつもりだったが、 結局使うことは無かった。メカも載ってないしなあ。 後足やぐやぐのギャロップは速攻でリヤのボーンが脱落すると予想していたが、 実際は前のボーンまで外れてしまい、まったく動かなくなってしまった。 いろいろ悩んだ結果、フロントサスのストロークを規制してボーンが抜けないようにして、 リヤは抜けてもまぁ仕方ない、という方向で。 レースの方は、かなり時間も押していて結局タムギアの予選2回目が削られ、 決勝はタムギアが20台の全員決勝、グラホがBメインまでの全員決勝が行われたものの、 ミニラリーと無制限はAメインのみが行われる事になった。 無制限はZX5が絶好調で珍しくAメインに残った。今時時代遅れなセンターワンウェイ仕様で、 このローパワーでならブレーキで向きを変えるのも自由自在。人間がお粗末なのを 車がすごい勢いでフォローしてくれる感じで、走っててとにかく気持ちよかった。 最終結果はよくわからないが、速い人達(特にみっどさん)とちきちきやり合えただけで満足。 タムギアは…亀のように遅くてレース的には問題外な感じだった。 とりあえず、大破させずに完走、という目標は達成できた。 確認はしてないけど、順位は恐らく完走者では最下位くらいだと思う。 終わったら大急ぎで撤収作業。すでに時間は軽くオーバーしてる状態で、 なんとか引き上げて外で抽選会開始。開始早々の一発目で名前を呼ばれたおいらには、 見たことも聞いたことも無いような超ビンテージプロポセットが当たった。 とんでもなく古くて貴重なものだ、という事は分かるんだけど、それ以上のことを何も知らないのが またもどかしくもあり、これはまた後日にちょっと詳しく書いてみよう。 とりあえず、終了。時間以外は特に問題も無く、快適に楽しく過ごせた。 次はもっと余裕見て準備しないとなあ。多かれ少なかれいつもそうだけど、 今回は本当にヤバかった。次のネタは・・・まだ考えてもいないけど、 今度こそエアリーダーは行ってみたいなあ。 お疲れ様でした。次回もよろしく!
by harusame_kingdom
| 2008-08-12 15:37
| らぢこん
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