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神聖はるさめ王国

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2007年 11月 28日

運命

というわけで、デスティニーも見終わった。

まぁ、面白いとは思う。つっこみどころも多いが見所も多い。
常時本筋が斜め上にある感じで、それはちょっと・・・という所に足場を置かないと
なかなか理解できず、もにょっとした気分になる。

まず、シン・アスカが主人公だと思って見ている限りもやもやが消えない。
最後まで見て結論は出た。奴は主人公ではない。ちょうど前作でのイザークの位置。
そう考えると、主人公にあるまじきあのウザさも、まぁこんなもんかと許容できる。

最初から最後まで常に主人公のポジションだったのはどう見てもアスラン。
さらに上の、ある程度到達しちゃったポジションにキラが居るのは、まさにサイバーSINでの
加賀とハヤトの感じ。あぁ、実にしっくり来る。

死んだクルーゼに代わって伝統のマスクマンのポジション(元祖はもちろんシャア)になった
ネオは、どっちかというとダンガードAに出てきたあれの臭いがする(変
立場以外は記憶を失う前のキャラまんまなのは、わかりやすすぎてちょっとどうかと思った。
どう見ても重要そうな割には、捕虜になってからの展開がディアッカのそれとまんま同じで、
仮にも司令官様だったのがそんなのでいいのかと思わずには居られなかった。

隊長になったイザークも、緑になったディアッカも、結局は富樫と虎丸のポジションだった。

いいキャラだと思ったハイネが、合流後の初出撃でゴミのように死んだのはショックだった。
「ザクとは違うのだよザクとは!」という台詞を吐くためだけのキャラだったのだろうか。

しかし、後で出てきたドムの3人組の影はさらに薄かった。名前出てきたっけか?
こいつらのシーン全部カットしても物語的に何の影響も無いしなあ。

こいつ一人のせいでマクロスSEEDデスティニーになりそうだった偽ラクスがくるくる回って
死ぬシーンは後半のハイライトだが、まるまる1話使って追悼するのはやりすぎだと思った。


しかし、最後は結局何だったんだろうなあ。

「この後停戦協定が・・・」みたいなのも一切無しで、要塞陥落、戦闘終了、で終り。
1stや前作のような相打ちでもない完全勝利だし、何か一言くらいあってもいいと思うんだが、
実際、世界を混乱させるだけ混乱させて何も示さないまま終っちゃったので、
ちょっとやそっとのフォローじゃ焼け石に水だから、いっそ投げっぱなし、なのか。

by harusame_kingdom | 2007-11-28 01:09 | ひとりごと | Comments(2)
Commented by 通りすがりのヘアサロン店主 at 2007-11-29 23:55 x
この感想を読んだら見て良いのやら悪いのやら複雑な気持ちになるなぁ(;´Д`)

Commented by れざ at 2007-11-30 00:46 x
んー、DVD買ってまではどうかと思うけど、借りて見る分には損は無いと思うす。
特に種は普通に面白い。ミノフスキー粒子とかガンダリウム合金とか
ニュータイプとはまた違う手法で、ガンダムという兵器の無敵一歩手前の
強力っぷりを表現してるのは興味深いと思うし。

種はかなり直球だと思うけど、運命はすごい変化球なので、人によっては
なかなかストライク取りづらいと思うです。でもまあ、種を見てそれなりに
気に入ったのならどうしても気になると思うし、見て後悔するほど
酷くも無いとは思うので、セットで見ちゃって問題ないと思うです。

νガンダム大好き人間としては、ファンネル(この世界ではドラグーン)を
装備したガンダムが3機も出てくるのが見所でしょうか。
ザクやグフやドムが出てくるのは蛇足だったと思うけど、
「ビグザム量産の暁には」という言葉を具現化したデストロイの存在は
ちょっと興味深いです。確かに化け物としか言いようの無い戦力だけど、
主人公クラスの乗るガンダムの前では結局こうなのか、みたいな。

機会があったらどうぞ。
毒にも薬にもならんよーな作品よりは全然楽しめると思うですよ。


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