というわけで、バイパーを作る上での肝となるポイント紹介。
…なんというか、こっ恥ずかしいというか、何様?>自分
ひさびさにダミーフレームを外してバスタブを剥き出しにしてみた。
各部に苦肉の策が見え隠れしてるものの、基本的にはシンプルな加工。
要は、バスタブ外周部をばっさり切り落とし、横置き電池が貫通する穴と、
リヤのトレーリングアームの軸にを取り付ける穴を開けただけ。
バスタブの強度が落ちる分はアッパーデッキで補強して埋め合わせるつもりだったけど、
思ったよりも深刻に剛性が落ちるので、標準の電池蓋を4箇所の爪に穴を開けて
ネジ止めすることで補強材として再利用している。これでもかなりギリギリ。
電池穴の位置はけっこう適当で、写真ではすっかり削れててほとんど見えないけど、
垂直に2本リブが立ってるのを目印にしてみた。
トレーリングアーム軸(ちなみに京商アルティマRB5用アルミフロントアクスル)の位置も
けっこう適当。写真を見てだいたいこのへん、くらいの感覚でいいと思う。
左右をきっちり合わせるのには気を使ったが、結局は目測なのでそんなに厳密でもない。
このベース部分(電池部屋の側壁)が微妙な下開きの角度になってて、うまい具合に
リヤタイヤに絶妙なキャンバーが付くのは好都合なんだけど、ここの剛性が足りなくて
アームごと歪んでドッグボーンが脱落するのがこの車の一番深刻な欠陥。
カーボン板等で補強板を作ってアーム軸と共締めするといいかもしれない。
ちなみに、タムギアのバスタブはかなり加工性のいい材質で、ニッパー、デザインナイフ、
テーパーリーマー等でざくざく切れる。苦労は無いけど逆に切りすぎに注意。