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神聖はるさめ王国

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2006年 12月 02日

新型ハイエンドスティックプロポ

シャーシと同じくらいの勢いで新型が出てきたらきっついよな、とは思うけど、
それにしても、プロポのモデルチェンジの間隔はえらく長い。
マイナーチェンジならともかく、フルチェンジだと早くても数年、長いと10年近くかかったりする。

また、最近スティックも増えてきたとは言え、世間はまだまだホイラーが主流で、
機能的に同じ世代のモデルでもホイラーのほうが優先して出てくる。
それにしても、同時じゃないのは仕方ないにしても、何年も差が付くのはおかしい気はするけど、
おいら自身はもうスティックには戻れない完全なホイラー派なので、まぁ他人事なんだけど。

で、つい最近、サンワとKOのハイエンドスティックがほぼ同時にフルモデルチェンジした。
どっちも数年ぶりのモデルチェンジなのに、こんな同時期になるのはちょっと珍しい。

スティックプロポにはまったく縁が無い野次馬視点でそれぞれの印象を。

・サンワ エグゼスプラス

機能的にM8相当だった先代スーパーエグゼスからのモデルチェンジ。

外観はほとんど代わり映えせず、液晶が大型化してM11相当の機能に。
M8とM11も興味の無い人から見ればほとんど変わらないように見えると思うけど、
実際に触ってみればフルモデルチェンジの名に相応しい別物っぷりは理解できた。
もしかしたらスーパーエグゼスとエグゼスプラスもそうなのかもしれない。

しかし、それにしてもネーミングのやる気の無さにがっかりしたスティック派サンワユーザは
けっこう多いんじゃないかと思う。名前だけ聞くとマイナーチェンジとしか思えない。
数字だけ変わってきたホイラーのMシリーズと比べると難しいのは解るけど、
広告の能書きに迸る熱いサンワスピリッツに憧れるユーザとしては、むしろそういう部分にこそ
こだわりを期待してると思うし、実際今までこだわってきた訳だし。
(初代のエクセレンスから、エクザード、エグゼスと、「EX」で始まる名前が伝統だった)


・KO エスプリⅢユニバース

機能的にEX-ⅠマーズR相当だった先代エスプリⅡバンテージからのモデルチェンジ。

こちらはサンワとは対照的に、良くも悪くもかなり思い切ったモデルチェンジ。
KOのハイエンドスティックは、おいらの記憶が正しければ(違ってたら突っ込み求む)、
初登場のときから「エスプリⅡ」で、「エスプリⅠ」は存在しなかったと思う。
たぶん、当事のハイエンドホイラー・EX-Ⅰと差別化するためかな、と思うので、
「エスプリ」ではなく「エスプリⅡ」がブランドだと思ってた。トヨタのマークⅡみたいに。
それが「エスプリⅢ」になったのは、初の革新的なフルモデルチェンジ、とも取れる。
単に数字がインクリメントされただけなのに、サンワとは対照的にずいぶん意欲的な印象。

そこに仰々しい名前が続くのは最近のKOのお約束ではあるけど、コテコテデザインの
極みとも言えるEX-10ヘリオスとは正反対の、逆に心配になるぐらいシンプルなデザイン。
内容的にはほぼヘリオス準拠。良くも悪くも凝ったデザインのヘリオスでは気にならなかった
小さめの液晶画面も、このレイアウトだとむしろ小ささを強調してるようにすら感じられる。
最近の携帯を見慣れた目で見る昔の携帯みたいだ。ヘリオスからそのまま持ってきた
ジョグダイヤルといい、シンプルな美しさを追求したデザインと言うよりも単なる手抜きに見える。
マサミやアンディ・ムーアが使ってたのはプロトタイプだから仕方ないか、と思ってたけど、
まさかそのままのカタチで市販されるとは思わなかったから、悪い意味でびっくり。

特筆すべきは、ハイエンドホイラーで最速だった「アドバンストハイスピードレスポンス」より上の
「ウルトラハイスピードレスポンス」を装備したこと。最先端は常にホイラーで、スティックは
永遠にそれを追い続けるだけだった今までの流れを打ち破る、革新的な出来事だ。

…しかし、よくよく聞いてみると、この「ウルトラ」、ヘリオスの「アドバンスト+スーパーモジュール」
と同等、という事らしい。なんだか詐欺みたいだ。

by harusame_kingdom | 2006-12-02 20:25 | らぢこん | Comments(0)


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