2017年 10月 08日
というわけで行ってきた。毎年恒例になるといいなあ。 3時間くらい寝てから3時半くらいに小牧出発。途中伊那だか伊北だかのあたりで 逆走車が居て通行止めらしく途中で降ろされたりしたけど休憩込みで3時間半くらい。 7時に現地に着いたら1番乗りだった。 7時半くらいに京商の人?が来て準備しはじめて、参加者もぼちぼち集まり始めた。 雨は小雨で回復傾向だったから、去年の「こりゃ無理でしょ」みたいなのと比べたら もうぜんぜん降ってないのと同じだと思ったけど、今回もピットエリアは 屋内になるようで、8時半くらいから入れるようにするから、とのこと。 開場直後の様子。今回は屋内に復刻シリーズの展示と、屋外のテントに アトラクション用のレンタカー(トラック系やでかい奴やFPVドローンレーサー) があったけど、去年の古いやつてんこ盛り展示は無かった。ちょっと残念。 待望の新製品はジャベリン! …なんだけど、シリーズ決定版として画期的な試みがなされたターボスコーピオンと 年寄り大喜びデザインのブラシレスルマン240Sの展示があった前回よりは さすがにテンション低めと言わざるを得ない。 オプティマにも流用できるウイングステーくらいしか目玉が無いしなあ。 …や、復刻モデルなんて復刻自体が最大の目玉なんだから、 付加価値があまりにも出血大サービスだった今までのシリーズが異常なんだけどさ。 オプションの色違いボディもやっぱり出す模様。今回は白もあるのが目玉か。 って、やっぱりこれボディだけで出しても良かったんじゃ、って思わずに居られない。 「ボディだけの復刻もアリだよ!」って前例を作っておけば後々オプティマプロも 出しやすくなると思うんだけどなあ。ターボオプティマの後であれをフルキットで出すのは さすがに分が悪い気がする。当時はアンプ仕様で安かったのが目玉だったけど、 復刻版は元々アンプ仕様だしどうせ安くする気も無いだろうし。 クラウドファンディングについても会場で度々触れて協力を呼びかけてたけど、 「そんなとこで油売ってないでさっさとターボオプティマ出してくださいよ」 という率直な意見を直接ぶつけるのは気が引けて結局言わなかった。 そういえばファントムやプラズマの復刻も「ぜひ欲しい、って人はいますか?」 って問い掛けてて、反応はあったけど疎らだった。まぁそうだよなあ。 ちなみに個人的には「ぜひ」とは思わないけど出たらたぶん買っちゃうだろう。 タミヤ信者の神は滝博士だけど京商信者の神はこの人、粉川さん。 当時のジャベリンの色違いフレームがなんであんな微妙な色なのか謎だったけど、 ここでふと長年の疑問が氷解した。あぁ、粉川カラーだったわそういえば。 なにやら色違いフレームを継ぎ接ぎしておかしな事をやっていらっしゃる。 うちの今回の陣営。この日のために必死こいてカタチにしたCATと、 何もせずただ持ってきただけのターボスコーピオン、オプティマ、トマホーク。 あとタムギア改ビンテージ3台を展示用に。 前回は参加賞でターボスコーピオンのミニカーがもらえたけど、 今回はオプティマとターボスコーピオンの選択式だった。 前回ターボスコーピオン貰った人も、前回来れなかったけどターボスコーピオン欲しかった! って人も納得安心の大サービスだ。不良在庫なんだろうけど太っ腹! ちなみに参加証は最後にやっぱりホルダーだけ返してね、との事だったので 去年の分もまとめて返してきた。 コースレイアウトは去年とだいたい同じ。去年の写真と比べてみると 左手のS字がだいぶ緩くなったように見える。あとジャンプ台が追加された。 草路面はわりとどんなタイヤでもそれなりに食ってそうな印象。 とげとげスパイクだと引っかかって転ぶ事が多いからピンの細かいのの方が走りやすそう。 今回持ち込んだうちの4台はどれも大変よく走った。 ・CAT モーターはカワダGTストック27T。 走り出した直後にウイングが取れた(ちゃんと締めてなかった)のと、最後に 後デフ左側のエキセントリック軸受けの固定ねじが緩んですっぽ抜けた以外は 特に問題なくとても良く走った。サニーランドみたいな全域ギャップぼこぼこの路面を 現行バギーみたいにスムーズに走る。挙動も素直でよく曲がる。 こんな車30年前に走ってたらそりゃいんちきだと思った。 当時モノはここまでだったのかはわかんないけど。 ・ターボスコーピオン モーターはブラシレスルマン240S19.5T。 刈谷で走ったときはぱっとしなかったけどここてはとてもよく走った。 でかくて安定感あるからトマホークより1ランク上の印象。 今回のうちの子の中ではいちばんパワフルなモーター積んでるし、 CATと違って壊してもあまり痛くないから遠慮なくがんがん行けた。 今回いちばん走らせたのはこの子だ。 ポリカの羽根が早々に割れた(元々割れかかってた)のをノーマルのナイロン羽根に戻した。 あとリヤサスのピボットが緩んでドッグボーンが抜け掛かる、というのを2回やった。 CATもだけど、ギャップが激しすぎてねじが緩みやすいコースなのかもしれない。 どんなにピボット自体が強化されても留めてるねじが緩んだら何の意味も無いよなあ。 ここはちゃんとねじロックしとこう。 ・オプティマ モーターは540。 前回はノーマルタイヤでごろごろ転がってたけど今回はホールショットで。 ものすごい平和。よく曲がるしへんな挙動も無い。このパワーでは何も起こらない。 これはブラシレス積んだ方が楽しいと思う。ルマン買ってこよう。 ・トマホーク モーターはブラシレスノンターボ(ゼロ21.5T) 今のうちの全バギーの中で一番稼働率が高いお気に入り。 去年も良く走ったけど今年も良く走った。いつものトマホーク・ ものすごい速い訳でもものすごい曲がる訳でもものすごい安定してる訳でもない。 ギャップでは相応に跳ねるんだけど、跳ねながらも全然とっ散らからないから全然怖くない。 レースする訳じゃないんだからスピードも曲がりもこれで充分。 ストレス無く思い通りに走って超たのしい。 集合写真の後で、みんなで走ってる様子を撮ろう!ということで 突発的に全員同時に走ろう企画が。急な話しだし全員は揃わなかったけど でも粉川さんを先頭にけっこうな台数がぞろぞろ走る様子は壮観だった。 あー、今回は(今回も)あんまり車の写真撮ってないな。すごいのいっぱい居たのに。 とりあえずビンテージオブザイヤー審査用に展示されてた奴だけでも。 ちなみにこの後まただいぶ増えてた(ラジマガにも出てたオプティマツーリングとか)から これが全部じゃないです。 当時モノジャベリン。オリジナルのウイングステーはこうだよ!っていうのがわかりやすい。 左からインシデント4WDs、マーキュリーXi4、マグザムFF、ブルドッグAWDS。 インシデントは当時は売ってるのも走ってるのもほぼ見なかった。幻の車。 凄そうなものはなんでも取り入れた「ぼくの考えた最強のらじこん」みたいな車。 マーキュリーは無限最後の電動バギー。駆動系レイアウトに若干ブルドッグの面影があるけど ほぼ何にも似てない独特の造り。デフ側もアクスル側も両方ユニバーサルになってる スイングシャフトを採用してるのはたぶんCATとマーキュリーだけなんじゃないかな。 「設計者の考えた最強のらじこん」みたいな車。今見ても感心する部分が多い。 無限も何十年ぶりかに1/10電動やりはじめたみたいだし復刻してくれないかな?無理か。 マグザムはボディが違うからわかりにくいけど、メーカーによる市販FFバギーは これとニチモのスピリットFFだけだった、はず。世代的にはオプティマミッドの頃だけど 独自のパーツも多くて興味深い。これも復刻したら欲しいなあ。 ブルドッグは無限最初の電動バギー。最初と最後以外はブルドッグⅡくらいしか無いけど。 そういえばⅡって現物見たことたぶん無いな。かっこ悪いから売れなかったのか? これは京商のダンパーが付いてるけどオリジナルは大容量のエアダンパー (タミヤのダンパーとは名ばかりのただのばね、ではなく空気で減衰力を得ようとしたもの) が付いてたのが最大の特徴だったのかもしれない。いい話はまったく聞かないけど。 当時のパイプフレーム文化を語る上で外せない1台なので、ジャベリン復刻の このタイミングはある意味とてもタイムリーだと個人的に思った。 左がボブキャット、右がインベーダー。 ボブキャットは今回岩さんが持ち込んだバッファロー(しまった写真撮ってない!)の兄弟。 さらに追加されたボクサーも合わせて3兄弟か。京商だとペガサス・イカルス・コスモの関係? 3兄弟の中ではいちばん普通でいちばんかっこいいボディだと思う。 インベーダーは装備違いでSiとSRがあったはず。京商だとオプティマミッドと ターボオプティマミッドみたいな。これがどっちかはわからない。 車ジャンルでは後発ながらゼルダで一世を風靡して、ジェラシーで明後日の方角に消えて行った ヒロボーの事実上最強の車、になるんだろうか?当時一部で流行ったゼルダ改ミッドの メーカー純正仕様みたいな内容だったと思うけど直接触れてみたことは無い。 左がターボオプティマミッド、右がアバンテ。 うちにあったターボオプティマミッドはオプティマミッドにコンバージョンキットを 組んだものだったけど、フルキットだとこのステッカーが付いてくるんだろうか? タミヤはともかく京商は箱絵どおりに作る人がほとんど居なかったからそれだけで新鮮。 アバンテも同期だったと思う。バギーが心の底から震えるほどかっこよかった最後の世代。 タミヤも京商もこの後からだんだんぱっとしなくなってきた。 手前からホットショット、フォックス、マイティフロッグ、のボディ違い。 好みだけで言うならオリジナルの方が好きだけど、この当時の空気も心地いい。 左がYZ870Cスーパードッグファイター、右がYZ834Bドッグファイター。 名前とボディのコクピット周りに若干の面影があるものの中身はまるで別物の2台。 マジンガーZからいきなりガンダムになったくらいの超進化。 速かったし実績もあったのにどこも真似しなかった初代と、 この時点でほぼ現行車と変わらない内容を実現してた次世代。 YZ870CはマサミがCATで世界戦を制した後で出てきた車、って印象だったけど、 当時の映像を見ると同じレースでもうギル・ロッシあたりが走らせてたのね。 発売前のプロトタイプだったのかな? 左がターボスコーピオン、右がワイルドワン。 どっちも同期のビンテージで、今風の装備なのに空気は当時のままなのが素晴らしい。 ターボスコーピオンはドライバー人形が当時のヘルメット一体風になってて、 そこがポイントで今回のビンテージオブザイヤーに選出されていた。 ほらやっぱり需要あるんだよ!全部これにしろとは言わないからオプションで出そうよ! こういうクラウドファンディングなら喜んで乗るよ! そしてうちのなんちゃってビンテージ3台。 我ながら見ごたえはあると思うんだけどやっぱり場違いだったかもしんない。 当時モノも含めて5台くらいは来るでしょ、って思ってたCATだけど、 どうもうちの子1台だけだったらしい。ラジマガに載るかもしれません。 w500さん今回来れなかったみたいだけどお体大丈夫なのかな?心配。
by harusame_kingdom
| 2017-10-08 18:24
| らぢこん
|
Comments(2)
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W500
at 2017-10-09 23:02
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あー、すみません。ご心配おかけしました。。。
全然元気ですが今回は仕事都合やら車(実車)が用意できず行けませんでした。 それはもう楽しみにしていたイベントでしたが残念。 でもイベントのレポート拝見できたのでめっちゃ元気出ました! 来年こそは!参加するぞ~!!
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harusame_kingdom at 2017-10-10 01:05
おぉ、参加できなかったのは残念だけどお元気そうで何より。
今回も書き忘れたけど今年もBBQすごかったですよ! ぜひ来年もやって恒例のイベントになってくれると嬉しいけど、 大径ホイールくらいでごたごたしてて大丈夫かな?って ちょっと心配になります。 これからも末永く年寄りのハートを鷲掴みにし続けて欲しいです。 |
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