人気ブログランキング | 話題のタグを見る

神聖はるさめ王国

hrsm.exblog.jp
ブログトップ
2014年 09月 09日

悶々ファイティングバギー

らぢまがとかでけっこう写真とかも出てた。

わー懐かしい!が6割、え?が4割くらいの印象。

まず、FRPが黒い。バギーチャンプもそうだったから想定の範疇ではあったけど、
なんかバギーチャンプより違和感が大きいのはメカボックスが無いからだろうか?
それとも単においらがバギーチャンプを所有してなかったからだろうか?

後ろは溝に差し込んで、前はスナップピンで固定する電池押さえ兼アッパーデッキは
ちっこいリフェに合わせて設計し直したのか、オリジナルでは前は1点だったのが2点止めになってる。
どうせ設計し直すなら普通のストレートパックが乗るようにしてくれればいいのにな。
バギーチャンプに遠慮してるんだろうか?しなくていいのに。

最大の特徴であるリヤサスは…なんというか、オリジナルと同じ構造をアルミ削り出しで
新たに作り直した、再販ドッグファイターが本当に出てたらたぶんこんな感じだったんじゃないか、
みたいなコレジャナイ感と無駄なゴージャスに溢れてて胸焼けがする。どうしてこうなった!
こんなもの、どう作り直したって駄目に決まってるんだから、材質はともかくせめて形状くらいは
オリジナルに忠実に作ればいいのに。こんな余計な事したからこんな値段なのかと思うと余計腹が立つ。
際限なくロールするのを規制するナイロンストラップも見当たらない。
ぱっと見わからない画期的な新構造でロール規制するようになってるんだろうか。無いわな。

無駄なところには余計なコストが掛かってるのに、オリジナルは金属製だったボールエンドは
(たぶんバギーチャンプとかと同じ)しょぼい樹脂になった。退化してどうする!
知る限りではキット標準で金属ボールエンドのタイロッドが付いてるのはたぶんこの車くらい
(アバンテはサスアーム)だから、けっこう重要な特徴だと思ってるんだけどなあ。

ボディもたぶんプラボディの金型は当時モノだろうから形状はそのまんまなんだろうけど、
スポンサーロゴの類がほぼ全部差し替えられてて、蓄積されたコレジャナイ感が馬鹿にならない。
特に後ろのBudwiserとかmint400あたり。当時は大らかだったけど今は難しいのかもしれないけど、
頑張らなくていい京商が頑張った(GOODYEAR)のに頑張らなきゃいけないタミヤが頑張ってない。

あと、この車はねじ類が標準でキャップねじなのも大きな特徴で、そこも押えてあるのはいいんだけど、
屋根の鉄板を固定するねじまでキャップになってるのは完全に蛇足だと思った。
存在感ありすぎておかしい。オリジナルもここはふつうの丸ねじだったはず。
スコーピオンも同じくオリジナルは丸ねじだったけど、再販版は六角の皿ねじになった。

なんだろう?もう過去のことだし、って清算したつもりだったこの残念な感情を、
また新たな気持ちで体験させてあげよう、というタミヤのサービス精神なんだろうか。

懐古っていうかもう因果だよなこれ。

by harusame_kingdom | 2014-09-09 01:11 | らぢこん | Comments(2)
Commented by マサカーニ at 2014-09-11 21:52 x
こんばんは。初めまして
そうなんですよね~ 確かに違うんですよね~
当時小学4年だったので記憶も曖昧ですがシャーシ裏にジュラルミンの二等辺三角形様なもの有りましたよね?
タイロッドとリヤサス同様残念ですね!
ただ再販はやはり素直に嬉しいですね。
Commented by れざ at 2014-09-12 23:06 x
はじめまして。
再販版はまだ裏側の写真を見てないんですが、あの三角無いんですか?
メインシャーシが2.5ミリに強化(オリジナルは確か2ミリ)とか書いてあったから
それで補強板は省略した、って事なんでしょうか?

今それをやるのは無理がある、みたいな部分を現実的にリファインする、
っていうのはアリだと思うんですが、変えなくていいとこをわざわざ変えて
仕事したふりをするのは本当に無駄だから勘弁してほしいです。
リヤのロールケージがなんかぐにゃぐにゃしてるのも意味が解らない。

もし仮に、当時モノと寸分変わらないまったく同じものが再販されたとしても、
それはそれでやっぱり複雑な気持ちで買っちゃう事になると思うから、
結局同じだよ、と自分に言い聞かせています(難儀


<< 忙しかった9月が終る      (過去の)栄光のル・マン >>