人気ブログランキング | 話題のタグを見る

神聖はるさめ王国

hrsm.exblog.jp
ブログトップ
2012年 11月 17日

永野分補給

というわけで、ひさびさに映画を見てきた。

花の詩女ゴティックメード

ひさびさと言ってもダブルオー以来だから、その前とのひさびさっぷりに比べたらかわいいもんだ(何

最初はFSS止めたまんま訳わからんもの始めやがってこの野郎、くらいにしか思ってなかったけど、
見てきた人の話では、どうも「FSSみたいなもの」ではなく「FSSそのもの」との事で。

…これはネタバレかも知れないけど、「知ってしまうと台無し」ではなくむしろ「知らないで観にいくのが危険」
だと思うので、敢えて隠さずに書いた。これを見て「えー」と思った人は観ない方がいい。

まぁ映画館なら歩いて行けるから仕事終わってから余裕だぜ!って思ってたけど、
これ愛知県で1件しかやってないのな。東京ですら2件とか。
上記のとおり特殊な映画なので、ふつうの人がうっかり観てしまう危険を考えると妥当なのかもしれない。

見にいくにあたってFSS全巻読み返し程度の予習はしておいたほうがいいかな、とも思ったけど、
上映が来週の金曜までらしいので、あんまり悠長にやって終わってしまうのもあれなので強行してきた。

結論として、年表を丸暗記した上にKOGやジュノーンのバリエーションも当然完全に把握してるぜ!
みたいなガチFSSヲタじゃなくても充分楽しめる、大変良質な永野成分だった。

キャラから構図まで、むせかえるような永野臭だだ漏れ。まんま単行本を読んでる気分。
唐突にちょっと知らない場面でちょっと知らない人たちのお話がいきなり始まるのも、
本編のFSSでは日常茶飯事だから違和感皆無。

設定はこってこてだけどお話の大筋はびっくりするくらいシンプルで、この尺の映画には
ちょうどいいくらいだと感じた。オリジナルの世界観をこの尺で全て表現しなきゃ!みたいな
ふつうの映画の感覚だと「で、何?」ってくらいすっかすかの内容だけど、
この世界に長く浸かってる人間にはただひたすら心地いい。

おいらは始まった瞬間からずっとにこにこしてた。上映中はいいけど終わってからも
にこにこが収まらなくて困ったくらいだ。

できたらもう1回くらい観に行きたいな。

by harusame_kingdom | 2012-11-17 00:40 | ひとりごと | Comments(4)
Commented by yasi at 2012-11-17 09:26 x
観ましたか。ニヤニヤ
MkIIIリッタージェット。
立って動いている所も見たかったですよ。
後、単行本見直すと、バングのマークの下に「3」としっかり書いてあるんですね。
ビビッタですよ(笑)
Commented by れざ at 2012-11-17 21:30 x
でも、破裂の人形って確かに変型はしたけど、飛行形態というか
収納形態だったような。エルガイムマーク2からの流れなら
むしろクラウドスカッツなんじゃないかと思うけど考えるだけ無駄な気もしてきた(何

で、単行本見てみたんですが、あれ「Ⅲ」じゃなくて「SSI」じゃないすかね?

エンプレスとかオージェとかの大昔から残ってる系の機体ならともかく、
破裂の人形はいちおう3博士が作ったことになってるし、
仮に名前を受け継いだシリーズだったとしても「MkⅢ」では
ないんじゃないかなあ、たぶん。

言いたいことはいろいろあるけど、まだネタバレトークするような時間じゃないし、
もどかしいですな。酒の肴に最高な良質の燃料です。
Commented by yasi at 2012-11-18 08:59 x
自分もこの前wikiで知ったんだけど、バング(SSI)も含めて最近は当初の設定がひっくり返ってるのが多いらしいですよ。
リブートのオマケで書かれてる設定とデザインズの情報が最新の公式設定で、後の情報は古いらしいです。
単行本だけのファン置き去り。アリエネー
とにかく、酒の肴にもってこいですな(笑)
Commented by れざ at 2012-11-18 13:39 x
うわ、まじすか(汗

ミラージュも黒騎士も時代によって正義の味方だったり悪の権化だったりするし、
破裂の人形も時代によって悪者になったりとかもあるかもしれん、
くらいは解るんだけど、根本の設定からひっくり返されるのはかなわんなあ(困

まぁ、大前提中の大前提なはずの年表さえも改竄されるくらいだから、
設定変えるくらい屁でもないのかも知れないけど。
でも、本編に出てこない裏設定ならともかく、本編で主要人物の
台詞になっちゃってるような事まで「やっぱナシ」になるのは如何なものか。

1巻から紹介されてるルージュミラージュはいつ出てくるんだろう(遠い目


<< ラジコンランド閉店      死の足音 >>