Mini-Z Moto Racer
ミニッツバギーの力の入り方も大概だと思ったけど今度もまた凄まじいな。
正直、写真だけアップで見てるとプロポーションもディティールも相当酷い。
いまどきの中国製のパチモノおもちゃでももうちょっとましに作りそうな。
1/8ハングオンレーサーの精緻さのカケラもない。
しかし、メカニズムの凝り様がもはややりすぎなレベル。
E-Gyroとか書いてあるから従来のミニッツと同じ電気式ジャイロセンサーかと思ったけど、
動画を見るとどうもモーター駆動の物理ジャイロ(たぶん後輪に内蔵)みたいだ。
スペック表を見るとモーターはブラスレスらしい。走行用なのか、ジャイロ駆動用なのか、両方なのか。
パーマンバッジプロポは3チャンネル(たぶんジャイロ?)だけじゃなく、同じ2.4GHZでも
従来の簡易なASFではなくハイエンドなFHSSらしい。
電池はミニッツ標準の単4でもdNaNoのリポでもなく、恐らくミニューム(飛行機)と同じっぽい、
クリスタルくらいのサイズの超小型リポ。
さらにこの電池を充電するためのUSBコネクタまでこの新型プロポは持ってる。
ミニッツシリーズ共通の最大のセールスポイントは普通にディスプレイモデルと比べられる
ボディの出来だと思うんだが、とりあえず最新作であるミニッツバギーとミニッツバイクは
力を入れる場所が180度違う気がする。
まぁ、バギーはともかく、バイクはちゃんと走るように作った結果プロポーションが
リアルからかけ離れるのはある程度仕方ないけど、せめて細部はもうちょっと頑張っても良かった気もする。
そして、これだけのフルスペックが1/18というありえないサイズに詰まってるのが信じ難い。
まさにミニッツの名に偽りの無いサイズで、実際動画ではミニッツのコースを普通に走ってる。
まぁ、このサイズだからこれだけのスペックを投入しなきゃまともに走らなかったんだろうな、
という気もするけど。ハングオンレーサー以来20年以上だんまりを決め込んでたくせに、
いきなり海外製最新バイクに匹敵するメカニズムを世界最小(たぶん)にぶち込んで出してきた。
研究開発はそうとう長いことやってたんじゃないかなあ。んで、やっと必要なハードウェアスペックに
現実が追いついた、って事なんじゃないかと勝手に想像して興奮する。
これはもう買わざるを得まい。内容が内容だけにもはやミニッツじゃない値段になりそうとか、
そもそもどこで走らせるんだとか、そんな細かいことはどうでもいい。
この心意気に答えないのはもう男じゃないだろ。